バイリンガルになった我が子のお話③《ラボ・パーティで想像の世界が広がる》

テュータースクール受講中に長男を授かりました。
当時の講師にそのことを伝えると「ラボをやって活性化したから妊娠したのよ」と言われました(笑)
長男が1歳になった時に、東京の実家でラボ・パーティを開設しました。
近所の子どもたちと少しずつパーティに参加してくれるようになり、毎週、とても楽しく活動をしていました。
一般的な英語教室は、先生が生徒に英語を教えるという教育をしますが、ラボ・パーティでは生徒たちが自分の力で英語を身につけていくプロセスを先生も一緒に体験する「共育」を行っています。
子どもたちから出てきた発想については、危険がない限り、とめることはありません。
ある日、「うみのがくたい」というお話のテーマ活動をしました。
このお話にはたくさんの海の生き物が登場します。
この絵本自体もとても夢のあるお話なのですが、子どもたちのイマジネーションはそれをどんどん超えていきました。
絵本には出てこないヒラメの女王が出てきたり、船が別の世界の冒険に出発したり、もはや元の話がなんだったか分からなくなるほどでした(笑)
子どもの好きなようにさせていて、どうして英語が身につくのか不思議に感じられる方もいると思います。
子どもたちはお家でも物語のCD(英語と日本語)をよく聞いています。
パーティ中もCDをかけています。
いつも英語が聞こえる環境を作ることで、子どもの中にたくさんのことばが蓄積されていくんですね。
そうやってたくさんの英語と日本語が意識の中にたまっていくことで、必要な時にことばが溢れ出してきます。