英語が身につく環境をつくる

子どもにとって、英語が身につく環境というのがあります。
それは「自然に英語に触れられる環境」です。
日本語を話す両親から生まれて、日本で育った子どもは、成長するにつれて自然に日本語を話すようになりますよね?
この環境で、まったく聞いたことのないアフリカのスワヒリ語を突然話し出したら、その子は天才です(笑)
英語も同じです。
アメリカ人の子が英語を話すのは、英語に触れる環境で生活しているからです。
子どもは遊びながらことばを覚えていきます。
大人のように、椅子に座って、教科書を読んで覚えるわけではありません。
ラボ・パーティでは、子どもが自然にことばを身につける環境を作っています。
たくさんの英語と日本語の歌と物語で遊ぶことで、ことばを学んでいくんですね。

子どもはものすごいスピードでことばを吸収していきます。
まさにスポンジのようです。
でも、吸収したことばをその子がすぐに使うかどうかは分かりません。
ことばは、その子にとって必要になった時に溢れ出てくるものなんですね。
お子さんが「なかなか英語で数字が言えない」「色の名前がわからない」と心配する親御さんもいらっしゃいますが、まったく心配する必要はありません。
子どもの中にことばはちゃんと蓄積されているけれど、その子にとって使うタイミングではないだけなんです。
だから、その子が自然に喋り出すまで待ってあげることが大切です。
上の写真はもっちゃん(6歳)が描いた「きかんしゃちゅうちゅう」の絵です。
実際の写真は白黒のモノトーンなのに、もっちゃんはとってもカラフルな「きかんしゃちゅうちゅう」を描いてくれました。
子どもがことばを覚えるプロセスでは、その子の想像のイメージも一緒についてきます。
それが実際に見たものと違っていたとしても、ことばで楽しく遊んでいるうちに、その子のことばの世界は豊かに彩られながら広がっていくんですね。
